レントゲンの原理で内部のきずや構造を可視化。
検査結果が画像だからわかりやすい。

放射線透過試験とは
放射線透過試験(RT:Radiographic Testing)は、医療分野で確立されたレントゲンの原理を工業分野へ応用した非破壊検査です。試験体に放射線を透過させ、内部の状態をフィルムに記録し現像します。ほぼ全ての材質に適用でき、組み立てた製品にも適用可能です。
放射線透過試験の原理
「物質を透過する」「写真フィルムを感光させる」という放射線の性質を利用し、試験体内部の状態(きず・異物・埋設物など)を撮影像としてフィルムに記録。検査結果は現像フィルムを目視確認して評価します。
【X線透過試験のイメージ図】

詳しくは実務経験豊富な技術者による解説ページをご参照ください。
大検の対応力
- X線撮影、γ線撮影に対応
- 専用照射室を備え、持ち込み検査にも対応
- JIS、ASME、JSME、ISO、各規格での撮影に対応
- 可能な限り短納期にも対応
弊社は形状の複雑な鋳鋼品や溶接部の専用照射室による持ち込み検査など多くの実績を有します。
また、ご要望により「デジタルラジオグラフィ(DRT)検査」にも対応しており、フィルムに変わる撮影データ画像のご提供が可能です。
X線透過試験
用途例
- 溶接部・溶接線の内部検査
- 鍛造品・鋳造品の内部検査、開先部検査
- 各種材料の内部検査
- 電力ケーブルジョイント部の定期的な保守検査
- 業務用ヒーターなど組立完成品の内部検査 など
▲電力ケーブル撮影状況例
撮影例
▲ISO 溶接検査例
▲溶接検査例
▲部品の内部確認例
▲部品の損傷の確認例
▲内部充填状況の確認例
出張検査、持ち込み検査に対応
▲現像⾞
▲⼯場検査例(パイプ溶接部)
▲持ち込み検査例(溶接テストピース)
▲持ち込み検査例(フランジ溶接部)
γ線(ガンマ線)透過試験
⽤途例
- 鋳物バルブの内部検査
- 肉厚材料の内部検査
- 鋳鋼品の全面撮影
- ボイラー管内部の腐食度調査 など
JSME、ASMEでのバルブ全⾯撮影など実績多数
近年、原子力向けのJSMEまたはASME規格にて、発電所関連の重要部のバルブの全面撮影が求められる事が多くなっています。
弊社では未撮影部がない撮影方法を提案し、多くの全面撮影を実施しております。



専用照射室による持ち込み検査に対応
γ線源はイリジウム(192Ir)、コバルト(60Co)を用います。
線源が小さいため、狭小箇所や管内部からの撮影も可能です。
▲本社照射室
▲内部線源撮影状況
▲鋳物のバルブ撮影状況
▲バルブ撮影フィルム例
コンクリートのX線探査
建築物の改修工事や、構造物の耐震補強工事の事前に、コンクリート内部を非破壊で探査
近年、耐震改修促進法の改正などにより、経年建築物の改修工事や構造物の耐震補強工事が増加し、コンクリートに穴を開ける事が多くなっています。穴を開ける前に行うのがコンクリートX線探査です。

建築物例
コンクリート内部の鉄筋、電線、ガス管などの埋設物の位置をX線撮影で可視化。
削孔⼯事による切断事故を防ぐことができます。
【壁・床の撮影イメージ】

【透過写真例】

構造物例
例えば、橋桁のPC鋼線のグラウトの注入状況やコンクリート内部に大きなジャンカがないことを確認することができます。

デジタル放射線透過試験(DRT)の活⽤
弊社では、従来の放射線透過試験に加え、デジタル放射線透過試験(DRT:Digital Radiographic Testing)を積極的に活用しています。
デジタル放射線透過試験は、CR方式(コンピューテッドラジオグラフィ)、DDA方式(デジタルディテクターアレイ)にて対応しております。
いずれも、従来のフィルムに替わるデジタル画像データのご提供が可能です。
DRTによる撮影例

DRTによる検査の特徴
- 専用ソフトによる解析・測定
- 濃度補正が可能
- 板厚差の大きな対象物を短時間・1回の撮影で検査可能
⇒ 検査時間の短縮 - 鮮明なデジタル画像による分かりやすい報告が可能

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